草加が日光街道の宿場町として栄えていた頃、旅人相手の茶店が街道にありました。
その茶店の「おせんさん」という女性が作って売っていたお団子が非常に美味しく、
当時往来の人達に大変親しまれていたそうです。
このおせんさんは商売上手な人で、だんごを使った新しい商品が作れないかと考えていました。
ある日、武者修行の侍が茶店に立ち寄り「お団子をつぶして天日で乾かして焼餅として売っては?」
と教えてくれました。 おせんさんが早速売り出してみたところ、
お客様に好評で喜ばれ日光街道に名物が出来たというのが、
今の草加せんべいと伝えられています。
そんなおせんさんの像が草加駅東口を降りて左手にあります。
ぜひご覧になって下さい。