草加市消防本部より消防士の方を招いた恒例の訓練を行いました。
フロント・居食屋・客室係のスタッフ皆が集い、
火災時や地震発生時に、お客様を誘導し冷静な行動をとるための大切な訓練です。
まずは避難経路確保と、正しい誘導です。
次に実際に消火器を使った消火活動と、
天ぷら鍋についた火を濡れタオルを使い消火しました。
今回は地震体験車も登場し、皆で体験乗車しました。
外から見るとこの様な感じです。
固定されてはいますが、しっかりと机を掴んでいないとたちまちイスが
倒れそうなほどに強い揺れを感じました。
地震のレベルを調節できる特殊な車両です。
最後は特殊な煙が充満した四角く張られたテント内を
かがみながら進んでいき出口をにたどりつく訓練です。
これが強烈でした。
まず、真っ直ぐ伸ばした自分の手のひらが見えないほど
煙に覆われたテント内を手探りで進みます。
まさに一寸先は煙です。
消防隊員の声がする方に進んでいき、やっとの思いで外に出ることができました。
一同煙の恐ろしさを知りました。
消防隊員いわく、「右手なら右手、左手なら左手とどちらかの手を使い、壁伝いに
かがみなら進んで行けばいずれ出口にたどり着きます」との事でした。
今回の訓練を通して、万が一の事態には
正しい知識と行動で冷静に切り抜けることを学びました。